田中 飛路 18157104
1.授業内容
今回の授業テーマは「ケルト」についてだった。現在イギリスで話されている言語は、「ケルト文明」を源流
とするものが多く、多数はそれから派生したものである。
「ケルト文明」は、今まであまり歴史上重要視されていなかった。
理由の一つとして、「ケルト文明」が文字を持たなかった事が挙げられる。そのため、資料がなく研究が掘り
下げられていない。ただ、物質資料は見つかっている。
このため、古くからケルトではなくギリシャ文明が重要視された。
理由の二つ目として、ギリシャ人が文献にケルト人のことをケルトイ=北方の蛮族という意味で、記していた
からである。
このようなことから、ケルト人への偏見ができあがってしまったのだ。
では、一体実際はどのような文明だったのだろうか。
① ハルシュタット文明
岩塩がよくとれ、物々交換により多くの財産を築いた。
服飾品が豊かで文化水準の高さを疑える。
ドイツ北側に「ホッホドルフ」という遺跡がある。石で囲まれた部屋で、それを土が覆っている。とても豪華、
建築技術もさながら文明発展の様子がうかがえる。
授業内プリントの写真にあるものは、その地域社会のリーダーとみえる。
40 代の人物で、遺体にはアクセサリー・金・琥珀などがある。
このようなものは、死後の世界のためと考えられる。
また、権力の象徴のためである。
自分はこれを秦の始皇帝を彷彿させるものと感じた。
② ラ・テーヌ文明
以下略
ケルトの言語圏は端に追いやられる。
次第にケルト文明は衰退してしまう。
2.意見感想
自分は、今回の授業でギリシャ人のようにケルト人は野蛮な文明だと思っていたが、とても高度な文明だ
とわかった。
農耕文明だとおもっていたが、製鉄技術も発達しており貨幣の制作もしておりそれによる貨幣経済があるこ
とがわかり見直した。
しかし、なぜここまで高度な文明なのに文字だけが発明されなかったのだろうか。それだけが疑問である。